お台場にあるグランドニッコー東京 台場の「スーペリアツインルーム」に宿泊した際の記録です。部屋のようす、朝食や眺望を詳しく紹介します。
目次
グランドニッコー東京 台場とは
まずはホテルの概要を簡単に紹介します。
アクセス・立地
お台場エリアにあるホテルです。「ゆりかもめ」の台場駅に直結、りんかい線の東京テレポート駅からも徒歩10分。
徒歩圏内にはダイバーシティ東京、アクアシティお台場、デックス東京ビーチなど大型商業施設が充実しており、食事や買い物にも困らない立地です。お台場海浜公園や潮風公園といった海沿いの公園にも隣接しており、夜に潮風にあたりながら散歩をするのもおすすめです。
予約
以下の予約サイトから予約できます。
グランドニッコー東京 台場 宿泊記
ホテル周辺・エントランス・ロビー
ホテルの外観。30階建て、丸々一棟がホテルになっています。
中も豪華なつくりで、そして広々としています。近年都心に開業したホテルと比べると、とてもゆったりとした作りだと思います。
ロビーフロアの吹き抜けも豪華。
地下には一度に数百人以上収容できる大宴会場もあります。以前勤めていた会社の全社集会で利用したことがありますが、私が今回宿泊利用した際もとある企業の集会が行われていました。
客室フロアの廊下のようす。
客室(スーペリアツインルーム)
今回はベイビューのスーペリアツインルームに宿泊しました。客室内のようすを紹介します。
ベッドルーム
第一印象としては、予想以上に広々としている印象でした。写真では分かりづらいですが、天井高もちゃんとあります。
窓側から室内のようす。豪華過ぎない、ちょうどいい感じの落ち着く雰囲気の内装です。
1998年開業のホテルですが、古臭さも無いです。嫌な香りや不潔感は微塵もなく、きれいに清掃・整備されていました。ホテル全体的に管理状態は良いと思います。
大きめのデスクがあるので、PCを持ち込んで仕事をするにも良いと思います。椅子の座り心地もちゃんとしていますし、何よりWiFiが109.8Mbps(夕方に3回計測した平均値)と高速だったのでワーケーションにも良いホテルだと思います。ホテル全体、WiFiの通信環境が良かったです。
窓際にもソファーとテーブルが置かれています。夜景がきれいなので、夜にお酒を買ってきて飲むのもおすすめです(ロビー階でローソンが営業)
バスルーム
清潔感があります。よく掃除されていました。
シャンプーや石鹸などは全てボトルタイプでした。持ち帰れないのは残念ですが、ボトルの方が滞在中は使いやすくて良いです。
シャワーブースが無いのは残念ですが、足をつま先まで伸ばせる広い浴槽でした。
眺望
今回宿泊したのはベイビュー(レインボーブリッジが見えない側)の23階の客室です。客室からの眺望はこんな感じです。
すぐ目の前にはフジテレビ、少し離れてパレットタウン大観覧車(2022年夏に営業終了予定)、かなり遠いですが葛西臨海公園の観覧車も見えます。
夕方になるとフジテレビとパレットタウン大観覧車のイルミネーションが点灯します。
夜のようす。シンガポールのマリーナベイサンズを思わせるキラキラとした夜景です。日本国内のホテルとしては随一の「キラキラ」した夜景だと思います。光源から一定の距離があるので眩しさはありません。
東京ゲートブリッジもよく見えます。
窓の近くまで寄るとスカイツリーの先端も見えました。レインボーブリッジ、東京タワーはこのお部屋からは見えませんでした。
アメニティ
バスルームのアメニティです。一般的な内容に加えて、乳液や化粧水・化粧落としなどもあったので充実していると感じました。バスソルトも2つあり、夜と翌朝の入浴時に使いましたが良い香りでした。
無料のお水が4本と、無料のネスプレッソのカプセルがミニバーに用意されています。ネスプレッソの内、一つはデカフェでした。
カップやグラス、お茶のティーバッグも用意されています。
お茶と紅茶のティーバッグはルピシアでした。国内ブランドのホテルらしくて良いなと思います。とてもおいしいお茶でした。
客室設備
ミニバーの下には空の冷蔵庫、湯沸かしポット、アイスペール。
パナソニックの加湿空気清浄機が設置されていました。冬の乾燥する時期に良さそうです。
デスク横には電源とLANポート、あとはテレビに接続できるHDMIポートがあります。今回試していませんが、Google Chrome castやAmazon Fire TVを持ち込んで映画を見るのも良さそうですね。
枕元には照明のスイッチとコンセント、2.0Aまで対応のUSBポートが。USBポートがあるのは有り難いです。照明スイッチとコンセント・USBは各ベッドに一つずつ付いています(目覚まし時計は部屋に一台) USBポートは2.0Aなので、スマホはもちろんiPadも充電出来るはずです。
朝食
30階の朝食会場で朝食を取りました。私が利用したタイミングでは、朝食利用時に和食か洋食を選ぶ形で、パンや飲み物、果物とデザートなどがビュッフェ形式で提供されていました。
和食
焼き魚でした。配偶者が和食を注文しましたが、これまで宿泊したホテルの中でもレベルが高かったと満足している様子でした。
洋食
オムレツなども選ぶことが出来ました。私はスクランブルエッグをお願いしました。
味付けも濃くなく、ボリュームもちょうど良い感じで良かったです。長期滞在しても飽きの来ない味付けかなと思います。
朝食会場のようす
ドリンクバーにあった「生メロンジュース」が濃厚でとてもおいしかったです。コーヒーや紅茶緑茶、ノンカフェインのハーブティーのティーバッグもありました。
パンのビュッフェ。
洋食系のビュッフェも若干提供されています。サラダのドレッシングとして提供されていたフランボワーズ(木苺)味のドレッシングがおいしかったです。
ぶどうやオレンジ、ライチなどのフルーツ類と、濃厚な味のヨーグルトが提供されていました。
朝食会場の中のようす。座席はかなり広々とした感じで、とてもゆったりとしていました。これまで宿泊したホテルの中でも朝食会場の雰囲気がとても良かったです。感染対策も行き届いていました(ビュッフェを取る時は片手にビニール手袋を装着)
朝食会場の出口で「お持ち帰り用」のコーヒーが提供されていました。部屋に持ち帰って頂きましたが、おいしいコーヒーでした。とてもうれしいサービスです。
朝食会場からの眺望
朝食会場からは都心の景色を一望することが出来ます。抜け感のある景色なので、天気がよければ気持ちが良いです。レインボーブリッジや東京タワーも目視できます。
すぐ手前に見えるのはお隣のヒルトン東京台場です。ヒルトンの朝食会場は2階程度の高さにあり、レインボーブリッジを見上げるような角度の景色なので、グランドニッコーとほぼ同じ方向からの眺望ですが見る角度が違うので印象が大きく異なります。
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感想(まとめ)
良かった点
- 接客が丁寧で、感じも良かった
- 朝食の味が濃すぎず、量もちょうど良かった
- ホテル内の雰囲気がゆったりとしていて、くつろぐことが出来た
- 客室内を含め清掃や管理が行き届いており清潔感があった
- 「36時間ステイ」のプランで宿泊したので、ゆっくりできた
外資系ブランドのホテルと比べると、接客が「日本的」でとても丁寧です。ホテルの方々もマスク越しでも分かるくらい笑顔で接してくださるので、とても良い雰囲気で気持ちよく滞在することが出来ました。
1998年開業と新しいホテルではありませんが、全体的に清潔感がありきれいです。最近開業したホテルには無い、ゆったりとした作りなのも良いなと思いました。
今回利用したのは緊急事態宣言やまん延防止措置などが出ていない平日でしたが、ホテル内はどこに行っても人が少なく、安心感がありました。元々ゆったりとしたつくりのホテルなので、感染対策の面でも安心感があります。
これまで宿泊したホテルの中でも満足度はかなり高い、おすすめしたいホテルです。
気になった点
- 目の前の首都高をバイクや緊急車両が通ると音が聞こえる
- 朝食のビュッフェの種類が少なかった
目の前が首都高湾岸線なので、緊急車両やうるさいバイクが通ると音が聞こえました。夜中に目が覚めるとか、寝付けないほどではありませんでしたが、音は「聞こえる」感じです。おそらくレインボーブリッジ側のお部屋であれば、このような音とは無縁だと思います(首都高とは反対側になる)
また、朝食自体は満足度が高いものでしたが、ビュッフェがもう少し充実していたら、より満足出来たのにな、という感じです。朝からヘビーに食べたくない、あるいはすぐに観光や仕事に出たい人には良いと思います。ヒルトン東京お台場の朝食ビュッフェは種類が段違いに豊富だったので、朝から色々食べたい人はヒルトンの方が満足出来るかもしれません(ヒルトンは外国人客が多いためか、味付けが「濃い目」)
関連記事:ヒルトン東京お台場の宿泊記
番外編「鮨 玉がかり」のランチセット
今回宿泊したプランには10000円分のホテルクレジットが付いていたので、ホテル30階の「鮨 玉がかり」で1人5000円のランチセットを頂きました。
サラダ
ギリシャのオリーブオイルで揚げた天ぷら。しいたけがとてもおいしかったです。海老天はまるで高級なカニのように肉がふわっふわでした。
茶碗蒸し
お寿司。言うまでもなくおいしいです。見た目以上にネタが肉厚で、一貫一貫食べごたえがありました。
イクラとウニ。悪魔的なおいしさ。お味噌汁もおいしかったです。
最後にシャーベットも提供されました。