大学生カップルにおすすめしたい、都内ホテルのデイユースプランを紹介します。私が実際にデイユースなどで利用した経験をふまえた注意点もあります。
目次
そもそもデイユースとは何?
宿泊しない「休憩」プラン
ホテルは宿泊が基本ですが、それに対してデイユースは主に朝から夕方ごろまで利用できるプランです。主に昼間の休憩に利用するためのプランです。
コロナ以前はデイユースを提供しているホテルはあまり多くありませんでしたが、この数年で少しずつデイユースで利用出来るホテルが増えつつあります。
宿泊よりも安い
デイユースは滞在時間が長くても9時間程度、短いものだと3時間程度です。宿泊の場合は15時チェックインの12時チェックアウトのプランの場合は21時間滞在なので、デイユースは滞在時間が宿泊の半分以下となります。
滞在時間が短い分、宿泊よりも利用料金がお手頃なのがデイユースのメリットでもあります。最近は高級なホテルも続々とデイユースプランを提供しており、宿泊ではなかなか利用しづらい価格のホテルに滞在することが出来る、というのはデイユースの魅力の一つといえるでしょう。
リッチな気分で利用できる都内のおすすめホテル
費用は少々かかるものの、贅沢な気分に浸れる都内のおすすめのホテルを紹介します。
三井ガーデンホテル豊洲ベイサイド
豊洲駅目の前にあるホテルです。全室30階以上の高層階にあり、眺望が開けているのが特徴です。デイユースで2名だいたい8000円前後から利用出来ます。
三井ガーデンホテルは私も何度か利用したことがありますが、一般的なビジネスホテルよりも優雅な作りで、カップルで利用すると良い雰囲気になれるホテルです。大浴場(15時から利用可)もあるので、良いリフレッシュになると思います。
すぐ目の前にはららぽーと豊洲もあるので、デートにも最適な立地です。お台場へもゆりかもめで10分少々とアクセスが良いです。
予約は以下の予約サイトから。
庭のホテル東京
水道橋駅近くの和風のホテルです。私もデイユースで利用したことがありますが(写真を撮り忘れたので公式サイトから借用)、建物全体が和風な感じで、豪華でした。私が利用した時はロビーに立派な雛人形が飾られていました。
2名で6000円前後からとお手頃ですが、清潔感のある広々とした客室です。高層ではないので眺望は今ひとつですが、昼間は日当たりがとてもよく、ポカポカとしていました。障子を開けると「都心のビル群の裏側」という景色です。
部屋風呂も一般的なビジネスホテルより広めなので、2人でゆっくり入るにも良いです。
徒歩圏内には東京ドームシティの遊園地や商業施設もあり、デートや食事にも不自由しない立地です。
予約は以下のサイトから。
デイユースを選ぶ時の注意点
ビジネスホテルは狭い
私はアパホテルなどのデイユースもこれまでに彼女と何度か利用したことがありますが、狭くて窮屈な思いをしました。部屋の作りも「寝るための場所」という感じなので、雰囲気もありません。
ただし例外として、横浜みなとみらいのアパホテル横浜ベイタワーは客室が高層階にあり、横浜の景色を一望出来るのでとても良かったです。2人で5千円とお手頃でした。デイユースで利用した際は、大学生くらいのカップルの姿を何組か見かけたので、大学生に人気のホテルと言えると思います。
ビジネスホテルは「音」に難点も
上で紹介した三井ガーデンホテルや庭のホテルでは特に気になったことはありませんが、もう少しランクの低いホテルだと「音」に関して難点を感じます。
デイユースで利用する昼過ぎの時間帯は、どのホテルでも客室の清掃を行っていることが多いです。ランクの低いホテルの場合、隣室で清掃をしていると掃除機の音が聞こえてきたり、廊下から物音が聞こえてしまうことがあります。アパホテルなどでは何度もそのような事態に遭遇しています。清掃スタッフ同士の話し声も聞こえてきたため、一気にムードが崩れてしまいました。
また、外から声が聞こえるということは、逆に客室内から外に音が漏れやすいです。特にアパホテルでは廊下を歩いていると、客室内の音が聞こえてくることがよくあります。音の面ではビジネスホテルよりも、レジャーホテルの方が優れています。三井ガーデンホテルや「庭のホテル」では、その点は気にならなかったのでおすすめです。
大浴場は昼間使えないことが多い
大浴場が付いたホテルも多いですが、昼間は大浴場が利用出来ないことが多いです。大浴場目当てでデイユースを利用する時は予め確認することをおすすめします。おおむね、15時から利用できるホテルが多いかなと思います。